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多久和議員(自民)

 

(問)ふるさと島根について

1.ふるさと教育にかける思いを伺う。

 

(答)教育長

1.豊かな自然や世界にも誇れる多くの歴史・文化、あるいは温かい人間関係に支えられました地域社会、こうしたものは、島根の子どもたちにとりましても、人間性などを育む上で、とてもすばらしい教材だというふうに思っております。

 こうしたことから、こうした島根の良さを子どもたちに伝えるために、平成十七年度以降、県内全ての公立小中学校で、地域の人々の支援を受けながら、ふるさと教育に特に力を入れて取り組んでいるところであります。

 この学習を通しまして、ふるさとを理解し、ふるさとへの愛着と誇りを持つ人間に育ってくれることを期待をいたしております。同時に、現在では失われつつあります美しいものに感動する心や、弱い者、弱い立場の者をやさしく思いやり、効率だけではない、人間らしさを尊ぶ心を養ってもほしいと願っております。

 世界は、グローバル化とか情報化とか、そういった波の中にありますが、そうした中にありましても、島根の子どもたちが、将来、地方の実情に思いをいたし、様々な立場から地域や島根に貢献したいと思う、そういう人間に育ってくれるものと思っております。

 

 

 

 


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