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尾村議員(無)

 

(問)養護学校(給食・スクールバス)について

 1.松江清心養護学校においての自校給食実施に向けた検討状況を伺う。

 2.県内各養護学校への通学用スクールバスの運行についての検討状況を伺う。

 


(答)教育長

 

 1.松江清心養護学校には、障害により食べる機能に課題のある児童生徒が在籍しております。現在は、弁当

給食ということで、業者に依頼して、普通食を刻んだりペースト状につぶしたりするなどの、二次的に調理した弁当を提供しております。

 検討状況ですが、当面、近隣の盲学校の調理施設において、二次調理ではなく、食材の選定や調理の工夫をした給食そのものを調理する方向で検討しております。

 その調理施設に必要な備品の整備や、学校栄養士、調理師及び給食指導にあたる学級担任との連携のあり方などについて検討を進めております。

 

 2.自宅からの通学、施設からの通学、寄宿舎からの通学と、学校の事情は様々であります。現在、養護学校

における学校行事のために配置しているスクールバスを、通学用としても利用できないか検討しているところであります。

 三月末までのところで庁内の提案をもとに検討している内容を申し上げると、現在、スクールバスの運転手は、嘱託により、月十六日間雇用しておりますが、今後は、どのような運用形態であれば通学用としての運行が可能であるか、あるいは、どのような経路や回数で実施が可能なのか、という点について各学校のケースで検討を行っております。

 場合によっては、予算が伴うことであるので、関係部署とも調整を図り、検討を深めたいと考えています。

 できるだけ早く実現を目指したいと思っております。

 


(問)障害者自立支援法について

 1.隠岐養護学校には寄宿舎がなく、児童施設に入所する生徒は四万五千円の利用料を負担しなければなら

 ない。保護者や学校関係者の意見・要望を調査し、対策を講じるべきと考えるが、所見を伺う。

 


(答)教育長

 

 1.隠岐養護学校では、児童生徒が隣に杉の子学園があり、そこから通学していたことから、寄宿舎を設置し

ておりませんでした。

 現在は、隠岐広域連合が設置する「仁万の里」に入所し、施設のバスにより通学しております。

 御指摘のあった事項の問題の本質は、障害者自立支援法の制定等により、児童入所施設の利用形態が、従来の措置制度から契約制度になることに伴い、利用料の負担という制度変更に伴う問題が生ずることにあると考えておりますが、ご指摘の点も含め、保護者の意向、また、制度そのものにつきましても詳細を把握していないことから、調査を行いたいと考えております。

 


お問い合わせ先

島根県教育委員会

〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
島根県教育庁総務課
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kyousou@pref.shimane.lg.jp