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岡本議員(自民)

 

(問)水産振興について

1.水産高校において、全国から入学希望が出るような特色のある学科の創設が必要と考えるが所見をを伺う。

 

(答)教育長

 1.水産教育に関するご質問にお答えします。

 浜田、隠岐両水産高校においては、獲る漁業や作り育てる漁業、水産加工・販売流通とともに船舶の機関・操船についての基礎的な知識・技術の指導を行っております。

 また、インターンシップの観点から、浜田水産高校においては、漁業者とともに定置網によるアジ・サバ漁の実践や、地元の漁協・食品企業と共同したてんぷら・竹輪等の製造実習・魚介類の販売実習を実施し、隠岐水産高校では、漁業者との定置網によるアジ・サバ漁のほかに、カキ・タイなどの栽培実習や、隠岐汽船のフェリーでの操船技術の実習を実施しております。

 今後の水産教育のあり方につきましては、(1)地域において水産業をどのように位置付け、今後どのように展開していくのか、(2)その中で、行政・漁業者・研究機関と水産高校がどう連携していくのか、(3)議員ご指摘のとおり、卒業生のうち、水産関係へ進む生徒が少ない現状の中で、地域における今後の水産業の担い手について、どのような学習が必要か、またどの程度の後継者の養成が必要かなどの三点について、まずは地元の関係者である市町村・漁協・水産技術センター・水産高校が一体となって、検討していただきたいと考えております。

 これらの検討に必要な着眼点につきましては、議員のご意見の趣旨と同じであり、検討結果につきましては、現在進めております魅力と活力ある県立学校づくり検討委員会での議論に反映していきたいと考えております。

 

 


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