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中島議員

 

(問)学校給食によるアレルギー事故防止とその対応について

1.「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」の概要について伺う。

2.島根県における教職員が症状を緩和する自己注射薬を適切に使用するための研修の実施状況、研修内容について伺う。

 

(答)教育長

1.この内容については大きく3つございます。

 1つ目が、アレルギー疾患の基礎的事項の理解とその対応への配慮についてということであります。

 「気管支ぜん息」「アトピー性皮膚炎」「アレルギー性結膜炎」等々、アレルギー疾患についての基礎的なことについて書いてあります。

 それから2つ目が、「学校生活管理指導表」でございます。

 これは、アレルギー疾患のある子どもにつきまして、主治医に「学校生活管理指導表」を作成してもらいまして、保護者を通じて学校に提出をし、教職員間でその情報を共有化するものでございます。

 それから3つ目が、各学校におきまして、組織的な危機管理体制、あるいは緊急時対応について、各学校のマニュアル作りを促進していこうということでございます。

 この3つが主な内容でございます。

 

2.食物アレルギーをもつ児童生徒の担任だけではなくて、全ての教職員が、「エピペン」の正しい知識と使い方について学ぶ必要があると思っております。。

 また、該当の児童生徒が所持します「エピペン」の管理場所の確認あるいは緊急時に備えた対応、こういったことの共通理解も必要であると思っております。

 このため私ども、夏休み終了までに、各種の研修会、養護教諭研修でありますとか、学校給食関係者研修、学校栄養士会研修会、こういったところで、食物アレルギーに対する正しい知識と「エピペン」の使い方等について周知を図っているところでございます。

 この他、各学校の要請に応じまして担当職員が学校を訪問いたしまして、教職員向けに「エピペン」の役割とその使い方についての研修も実施をいたしております。

 また今年度は、文部科学省主催の講習会を12月に開催することにしております。

なお、今年度改訂の「学校危機管理の手引」の中に「食物アレルギー対応」を位置づけたところであります。今後、組織的に対応することを徹底してまいりたいというふうに考えております。

 

 

 

 


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