（問）竹島問題について

１．竹島資料室の学校教育での利用を一層進めていく必要があると考えているが、利用状況と利用に関する所感を伺う。

（答）教育長

１．竹島資料室の学校教育での利用についてお答えいたします。

　平成２４年１１月に竹島資料室がリニューアルをされまして、現在の体制になって以降、小学校中学校、高等学校の遠足、あるいは、社会科での授業での見学、また、あの教職員研修等に活用をしております。

　児童生徒が、竹島資料室を訪れまして、歴史的に貴重な史料を見たり、竹島問題に関する書籍等を手に取って読んだりすることは、児童生徒の竹島問題への関心を高め、竹島問題解決に向けた自分なりの考えをもつことにつながるものと思います。

　今後も各学校におきます、竹島に関する学習の一層の充実を図るために、県で作成いたしましたＤＶＤ、リーフレット等の資料を用いた授業、これらに合わせまして、竹島資料室の活用も促してまいります。

（再質問）

１．答弁の中で竹島資料室の活用を促していきたいとおっしゃっていただいたが、もう少しくわしくご説明いただきたい

（答）教育長

１．お答えをいたします。先ほどの答弁でも申しあげました、現在、総合学習等でＤＶＤそれからリーフレット、こういうものを作りまして、そういったことでいろんな面から学習をしております。そういう授業の一環として、この竹島資料室を訪れる学校もございます。学校の方で、今、議員からもございました、いろんなカリキュラムの中でどういうふうな組み立てをして行くかというのは学校でいろいろ考えてやっておられると思います。

　今、促すと申しあげましたが、教職員研修等ございますので、当然、竹島資料室どういうところで、どういうことを展示しておるということを積極的に学校の方にＰＲをして、さきほど申しあげました授業の一環としてこの資料室が活用されるようにやっていきたいという趣旨でございます。

（問）オリンピック開催について

１．オリンピック開催に合わせて島根県内に事前キャンプを誘致するべきと考えるが所見を伺う。

　また、キャンプ誘致してトップアスリートと島根の子供たちとのふれあいの機会を創出してほしいと願うが、どのように考えているか伺う。

（答）知事

１．過去におきましても世界的な規模の大会の際に、事前キャンプが行われるといったことがあったようであります。２００８年の北京オリンピックの時には、アイルランドチームの事前合宿の誘致が松江市であったと、あるいは、２００２年のサッカーワールドカップにつきましても出雲市で交流会など開かれたということもあります。

　オリンピックはそういう面で世界的なトップアスリートに接することができるわけでありまして、子どもたちの夢や希望を膨らます、そういういいこの場であります。

　来年２月までに東京オリンピックの組織委員会が設立をされ、それによりまして、キャンプなどについての情報も提供されてくるのではないかと思われますが、そうした動向をみながら、競技団体や市町村などと相談をしていきたいと思いますし、市町村でやはりそこの場所でってということが非常に多いでしょうから、市町村の方から私どもへご相談に来られることもあろうかと思われます。いずれにしましても、県として積極的に対応していきたいというふうに考えております。