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絲原議員(自民)

 

(問)スポーツの推進について

1.本県におけるスポーツ気運を高める施策や、島根からトップアスリートを出すような取組を期待するが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催は、国民に夢と感動を与えるものと思っております。

 島根県におきましても、この機会にホッケーによります奥出雲町のように、スポーツを中心に地域が活性化することを期待をしているところであります。

 今後でございますが、競技団体と地域が一体となった取組みの一層の支援に努めますとともに、特に、中学生高校生への指導力の向上を図るために、指導教員の配置の工夫、外部指導者派遣の充実、技能指導の向上等に加えまして、指導者の医・科学サポート講習やメンタルトレーニング研修会への参加を促進してまいります。

 平成28年には、インターハイが中国ブロックで開催をされ、島根も4競技5種目の会場となります。この大会を契機といたしまして、島根から東京オリンピックに出場する選手・役員が一人でも多く生まれますよう、スポーツの気運を高め、競技力の向上に取り組んでまいります。

 

(問)いじめ防止対策について

1.いじめ防止対策推進法の施行を踏まえて、今後どのようにいじめ問題に取り組んでいくのか、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.いじめ防止対策の関連でございます。

 島根県ではこれまで、いじめはどの子どもにも、どの学校でも起こり得るとの認識のもとで、未然防止はもとより、早期発見や早期対応に努めてまりました。そうした中で、最近、いじめ認知件数が増加をしております。そのため、今年度は、児童生徒へのアンケート調査の充実、スクールカウンセラーの拡充、学校ネットパトロールの実施、いじめ等対応アドバイザーの設置、これらを行っているところでございます。

 この度の「いじめ防止対策推進法」では、いじめの防止や重大事態への対応につきまして、これまで以上に関係機関と連携し、総合的かつ効果的な対策を推進することが求められております。

 このため、現在、国において策定が検討されております「いじめ防止基本方針」を踏まえまして、県の方針を策定するということにいたしております。

 今後、この方針に基づきまして、市町村教育委員会、関係団体や県警などとしっかり連携を図りながら、いじめ防止に向けて必要な施策を講じてまいります。

 

(問)学校図書館を活用した教育の推進について

1.今後の子ども読書活動推進事業について、所見を伺う。

2.学校図書館活用教育の一層の推進のために、司書教諭に対する支援について、所見を伺う。

 

(答)知事

1.平成21年度から実施してきました子ども読書活動推進事業により教育委員会によりますと、次のような効果が出ているということです。

一つは人のいる学校図書館が実現した。生徒が来やすくなった。

 2番目に学校図書館の整備が進み、子どもたちが図書等を使いやすくなった。

 3番目は、そういったことから図書館に行く児童生徒が増加をしている。子どもが読書に触れるということは大変大事なことであります。

 この事業につきましては市町村等関係機関から継続につきまして強い要請もあるところであります。こうした点も踏まえまして、今後についてどうするかよく検討して参りたい。

 

(答)教育長

2.議員ご指摘のとおり学校図書館を活用した学習を推し進めていくためには、司書教諭のはたらきが重要であると思っています。

 これまで、この司書教諭の有資格者を増やすために、司書教諭講習を受講する教諭に対し助成を行ったり、教員採用試験の際に有資格者であることを考慮したりすることなどを行うとともに、司書教諭支援のため授業を代替する非常勤講師を配置してきました。

 これらの成果として、平成24年度は公立小中学校の7割で司書教諭が配置されております。

 今後とも、現場の小中学校等の意見も聞きながら、今、申し上げましたようなこうした取組の充実を図ってまいりたいと思います。

 

 

 

 


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