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中村議員(自民)

 

(問)神々の国しまね推進プロジェクトについて

1.大出雲展の開催の状況とその成果を伺う。

 

(答)知事

1.次に、大出雲展の開催状況とその成果についてですが、三十八日間の開催期間中に、約七万九千人の来館者があり、京都国立博物館における平成十八年度以降の夏季の展覧会では、最も多い来館者数となりました。

 多くの方々に、島根の歴史・文化のすばらしさを実感していただき、島根への関心と興味を持っていただいたと思います。

 なお、十月十日から十一月二十五日までは、東京国立博物館で「出雲ー聖地の至宝展」の開催を計画しています。

 

(問)いじめの問題について

1.いじめの問題について、教育委員会はどのように受け止めているか伺う。

2.いじめの問題については、早めの対応が急務と考えるが、この点を含め今後の取り組みを伺う。

 

(答)教育長

1.私のほうからは、いじめの問題について、どう受け止めて、どう取り組んでいくのかというご質問にお答えをいたします。

 各地で問題となっておりますいじめにつきましては、とりわけ今回自殺にまで追い込まれた子供たちがいる事実を重く受けとめなければならないというふうに考えております。

 いじめは、児童生徒の人権にも関わる問題であると思っております。そのためには、子供たちには何よりも、他人への思いやりとか痛みのわかる心、あるいは豊かな心、こういったことを育てる必要があると思っております。現在県におきましては、ふるまい向上運動でありますとか、読書活動の推進、あるいは道徳教育といったことで、こういったことを進めているところでありますが、このいじめの問題、どの学校でも、どの子供にも起こり得るものという認識の下で、早期に気づきまして、深刻な状況にならないよう、学校組織全体の問題として、適切に対応することが大切であるというふうに思っております。

 これまでも、「いじめ対応の手引き」を策定いたしまして、研修等を通じた教職員の認識の徹底、あるいはアンケート調査の実施、あるいはスクールカウンセラー等によります相談、そういった対策を講じて参りました。

 今、いじめが全国的な課題となっているこの機会に、あらためまして、しっかりとした対応をする必要があるというふうに考えております。まずは、先ほど申し上げました、これまでの対策を充実して参りたいというふうに思っております。アンケート調査、あるいはスクールカウンセラーの拡充、こういったことで相談体制の充実や児童・生徒の実態把握、これをしっかりと行っていきたいというふうに思っております。

2.そして、こうした学校での対応が基本だと考えておりますが、子供たちを取り巻く環境、大変複雑多様化しております。なかなか学校だけでは解決が困難な事案も想定をされます。そのような場合に、外部の人材を活用して、客観的、専門的立場から子どもや保護者、学校を支援する仕組み、こういったものについて今、検討しているところでございます。今後、市町村教育委員会や学校の意見も聞きながら、具体化を図って参りたいというふうに考えております。以上でございます。


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