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角議員(民主県民)

 

(問)防災について

1.学校における防災訓練について、想定する災害、年における実施割合、実施手法について伺う。

2.災害に係わる体験や教訓を忘れない取組を教育の中でも取り入れ、防災意識を高める教育も必要だと考えるが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.まず学校におきます防災訓練の取組であります。

 現在、小中学校、高校におきまして、防災訓練を行っておりますが、これは、火災や地震、あるいは風水害等、それから松江市内の学校では、原子力防災訓練も含めた想定で実施を行っております。

 実施の状況ですが、多くの学校では、火災や地震を想定した訓練を行っております。

 また、実施状況ですが、大半の学校が、年に二回ないし三回実施を致しております。二回の学校が四割、三回の学校が全体の五割という状況でございます。

 

2.議員ご指摘の通り、防災教育、特に災害の記憶を子供たちにしっかりと伝えていくことが大切であると思っています。

 そうした観点から、現在、県内におきましても、過去に水害等の災害があった地域では、その被害状況等、児童に伝える取組をしている学校もございます。

 例えば、浜田の三隅小学校では、消防団等地域の組織と連携いたしまして、地域に残る映像や冊子等の資料を子供たちに見せながら災害の恐ろしさや災害への対処の仕方について伝える取組をしております。

 また、国府小学校では、浜田沖地震の際の様子を、資料を用いて児童生徒に伝える取組もなされていると聞いております。

 今後、こうした地域の方から過去の災害についての教訓を伺っているこうした取り組みにつきまして、県内の各学校に周知もしてまいりたいと考えております。

 こうした取組を通して、地域の実情を考慮しながら、効果的な防災教育に取り組んでまいります。

 

 

 

 


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