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珍部議員(民主県民)

 

 

(問)竹島教育について

1.竹島に対する教育は現状どのくらいあり、どのような形で行われているのか伺う。

2.授業の内容はどのようなもので、どういった教材やプログラムを使用しているのか伺う。

3.使用する教材をよりわかりやすく、生徒たちの興味を引き、理解を深めることのできるものに改善するなどの対策も考えてはと思うが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.竹島教育についてのご質問にお答えいたします。まず、竹島に関する教育が現状、どのような形で行われているかについてでございます。竹島に関する学習につきましては、現在、県内のすべての小・中・高等学校、特別支援学校において行われております。

教科では、小・中学校の社会科や総合的な学習の時間、高等学校の地理歴史科や公民科の授業で、学習内容に合わせまして、たとえば1時間の授業の中で扱う場合、あるいは4時間程度の計画で学習する場合、いろいろございます。また、竹島の日に合わせまして、朝礼や終礼の時間、全校集会、ホームルームなどにおいて行われていると承知をいたしております。

 

2.3.次に、授業の内容と使用している教材についてでございます。

まず授業についてでありますが、児童生徒の発達段階に合わせまして、各学校で工夫しながら進めております。

内容といたしましては、まず小学校の4年生程度でございますと、竹島の位置や島の様子、それから学年が上がるに従いまして、竹島が歴史的事実に照らしても、国際法上も我が国の固有の領土であることや、あるいは竹島が韓国によって不法に占拠されており、自由に行ったり、周辺での漁業ができない等、国家の主権が侵害されていること、さらには高学年になりますと、竹島問題の解決を図ろうとする意欲をもち、解決のための自分なりの考えをもつ、こういった学習を行っております。

それから教材でございますが、竹島に関する学習を進めるために、これまでも例えば平成21年には、DVDを作成いたしておりますし、昨年には、竹島学習のリーフレットを作成いたしました。それから今年の1月には、ふるさと読本「もっと知りたい島根の歴史」と、こういった中に竹島問題について記載をして各学校に配付をいたしております。

今後でございますが、これらの資料の効果的な活用、あるいはさらなる工夫改善に努めてまいります。それから、優れた指導の事例集の作成、あるいは教員研修の充実などによりまして、指導者の力量の向上も図ってまいります。こういったことで、県内のすべての子どもたちが竹島問題について理解を深めていくよう努めてまいります。

 

 

 

 


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