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大屋議員(自民)

 

 

(問)浜田市の課題について

1.子どもにとって読書は極めて有益なものと考えるが、「教育と読書」についての見解を伺う。また、「読書ばなれ」は何が原因だと考えているか伺う。

 

(答)教育長

1.読書についてのご質問にお答えをいたします。まず読書の意義についてでございますが、子どもたちは読書を通して生活の中では経験できない様々な出来事に出会い、人間や自然について、幅広い知識や多様な価値観を学んでいくものと思います。そうした中で、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かにすると同時に、問題解決のために情報を収集したり活用したりする力を高めるものと思います。

 それから次に読書離れの原因等についてでございます。この子どもや若者の読書離れでございますが、平成に入るころから読書をする若者が減少していると、こういったことが社会問題として取り上げられたところでございます。その要因でありますが、一概には言えないと思いますが考えられるものとしては、一つは携帯端末やゲーム機等様々な情報メディアが発達・普及いたしまして、いわゆる娯楽の対象が多様化してきた。或いは電子媒体化が進展したということで、読書離れが進んだということ。

 それから、子どもの生活環境ですが、塾とか習い事とか、こういったものが増えたということ。

 それから、社会全体の読書離れがあろうかと思いますが、家庭環境から子どもにとって幼児期からの読書習慣が作られていないと、こういったような要因が考えられるのではないかと思います。

 その後、法律も制定されまして、社会全体として若者の読書は増加傾向にございます。島根県も子どもの読書活動を推進するために積極的な取組を行っておりまして、その成果も表れております。今後とも、子どもたちの読書活動の充実を図るために取組んでまいりたいと思っております。以上でございます。


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