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白石議員(民主県民)

 

 

(問)日本食のユネスコ登録と島根の郷土料理及び食育について

1.今後、和食文化のユネスコ登録を生かして、更に食育の取組みを進めて欲しいが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.和食は子どもたちにとりまして、身近な地域の食文化への理解を深め、あるいはふるさとを大切にする心や、食への感謝の心を育む、心身の発達に大変よい影響を与えるものであると思っております。このため、これまでも「和食」に着目した取組を積極的に行ってきているところであります。各学校おける取組でございますが、二、三申し上げますと、ひとつには栄養教諭と学級担任が協同した授業を行いまして、栄養バランスの整った食の大切さ等について指導をしております。また、学校給食に地場産物を活用した郷土料理や行事食など、和食をベースとした献立を積極的に導入をいたしております。

 それからPTAと連携した活動でございますが、例えば弁当をつくる取組でありますとか、親子料理教室、こういった体験型の活動もPTAと一緒になって取り組んでいるところであります。

 さらに本年度からですが、県の教育委員会におきましても栄養教諭、保育所の給食関係者を対象とした「和食」の調理講習会、県内4箇所で実施をいたしました。

 それから保護者、地域住民の方にも参加をいただきまして「和食」の講演会も実施をいたしました。こういったことで和食の普及に努めているところでございます。

 今後とも、間近に控えましたユネスコの和食文化の登録をきっかけといたしまして、生産・流通・仕入れ等の関係部署・機関と連携をいたしまして「和食の普及」に取り組んでいきたいと思っております。

 

(問)島根県茶業及びお茶の文化の振興に関する指針について

1.県内の子ども達にお茶の文化を伝える努力をしている販売業者と協力しあって、更に取組を進めて欲しいが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.お茶の文化を子ども達に伝える取組を更に進めてほしいというご質問でございます。

 現在、各学校では、例えば、ふるさと教育の中で、お茶に関連する学習を行っている学校もございます。

 例えば、地域のお茶の栽培、収穫、販売などの体験活動をいたしましたり、あるいは、地域で生産されるお茶のPR活動、こういったことを一緒になって取り組んでいる例もございます。

 また、ご質問にもございました、販売業者の方の協力を得て、中学校で職場体験をするとか、あるいは、販売業者の職員の方を招いて、お茶の作法や礼儀を知るといった体験活動も行っております。

 また、県立高校28校に茶道部がございます。茶道を通して礼法を学ぶといったようなことも取組として行っております。

 こういった取組につきましては、研修等の機会を通じまして、各学校に広く紹介していきたいと思っております。

 こうしたことによりまして、子ども達の間にお茶の文化が普及していくことを期待しているところでございます。

 

 

 

 


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