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池田議員(自民)

 

(問)教員の企業研修制度について

1.教員の本格的な企業での研修を考えていただきたいが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.私からは、教員の企業研修についてのお尋ねにお答えをいたします。

 議員からは、社会が大きく、またさまざまに変化する中で、それに対応した教育が重要であるという御指摘をいただきました。そのためには教員の資質の向上が重要であると思っておりますし、私どもも、企業での職場体験研修、意義のあることだというふうに思っております。

 現在、島根県では、大きく三種類の職場体験研修を行っております。一つ目が、初任者研修での、これ三日間程度でございます、研修でございます。二つ目が、教職経験三年目の教員が行う五日間の研修でございます。この二つとも、全員対象の悉皆の研修ということでございます。それから、三つ目が、これは公募によって行っておりますが、一年間の長期社会体験研修という研修でございます。

 この三つ目の長期社会体験研修でございますが、公募によっておりますが、近年、参加者がやや少なくなってきております。十分な成果を上げているとは言えない現状にあると私どもも思っております。ただ、冒頭申し上げましたように、この職場体験研修、社会人としての視野を広げたり対人関係の能力を向上させるなど、教員の資質向上に大きな成果が期待できます。さらに、各学校におきまして、教員がキャリア教育を進める際の大きな力にもなるというふうに考えております。

 このため、今後、先ほど申し上げました長期社会体験研修につきまして、研修の期間、現在一年というふうにしておりますが、その期間、それから現在公募制で行っている研修者の決定方法、あるいは派遣先企業の確保、これら課題と思われる事柄を整理をいたしまして、今後できるだけ多くの教員がこの職場体験研修に参加できるよう検討を加えまして、実効性のある取り組みにしていきたいというふうに考えております。以上でございます。

 

 

 

 


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