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白石議員(民主県民)

 

(問)県職員の不祥事について

1.学校での使い込みについて、教育委員会で考えられている防止策を伺う。

 

(答)教育長

1.職員による不祥事の再発防止についてであります。

 このたび、川本・島根中央高校、浜田水産高校の2校において、県費外会計の不正支出という、あってはならない事案が発生したことは、誠に、遺憾であり、大変ショックを受けました。

 事件は個人による犯罪行為ではありますが、教育に対する県民の信頼を大きく損なうものであることを深刻に受け止め、直ちに、臨時の校長・事務長会を招集し、全職員一人一人が自らを厳しく律すべきこと、校長、事務長が信頼回復の先頭に立って欲しいことを強く指示いたしました。

 また、全県立学校56校に対して実地調査を行い、県費外会計の処理状況を総点検するとともに、改善を要する事項について把握を行いました。

 この結果を踏まえ、県費外会計について、通帳と印鑑管理者の分離、年度中途も含めた監査の徹底、PTA等からの文書による会計処理の委任など、責任体制の明確化、チェック機能の強化、文書による処理の徹底を柱とする新たなマニュアルを制定し、10月から施行することとしました。

 また、来年度から当分の間、マニュアルの実施状況や会計処理状況を各学校に出かけて、定期的に点検することとしています。

 このようなシステムづくりに併せ、今後とも、職員一人一人が、自覚を一層高め、会計処理に限らず、あらゆる場面で、高い志と高潔な行動をもって事にあたり、県民の信頼を回復し、高めて行くよう努めてまいります。

 

 


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