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池田議員(無)

 

(問)サヒメル、アクアスの利用について

1.「サヒメル」等を県内の学校にもっと利用してもらうのには、どこに問題があるのか、どうすればいいのか。今後の部門間連携について伺う。

 

(答)教育長

1.二つの施設とも、いわゆる娯楽施設としての側面と、もう一つは博物館向きのと申しますか、社会教育施設としての両面持っていると思います。そうした中で、教育施設としてこうした施設を学校の行事として使っていくということは、開館当時から、先ほど両部長が申しましたような形で、働きかけを学校現場の方に行いながら行ってきた、という状況だと承知しております。

 去年の実績を見ますと、若干の数字或いは必ずしも正確ではないかも知れませんが、サヒメルが六四校の約四五〇〇人、アクアスが一三九校の四一〇〇人が利用、という数字をもっております。現在、小学校が二四五校、中学校が一〇二校、合わせますと三四七校、これは小さな学校から大きな学校まで、全部一校として数えておりますが、そういう中で先ほどのサヒメルやアクアスへ参りましたのが、二つ合わせますと二〇三校。なかなか毎学年といいますか、それぞれの学年が全部この施設に行くというふうなことは、なかなか学校行事の関係で難しいと思います。例えば小学校の間に一回、中学校の間に一回、どちらかの施設に行くということで計算いたしますと、三四七で二〇三を割りますと58.5%。若干高校が含まれておりますからそのところを考慮いたしますと、約半分くらいの学校が、学年はともかくとして、施設の方の見学と言いますか、学習に利用しているというふうに思っております。これが多いか少ないかという議論はあろうかと思いますが、様々な授業時間とか学校行事の制約がある中では、まあまあ使っているのではないかと思っております。

 しかしながら、これで満足するという訳には参りませんで、両部長が申しましたように、一段と使う方向というのは、勿論、考えていかなくてはいかんな、と考えています。また、もともとの趣旨から致しまして、例えば家族連れとか、或いは町内の子ども会のような、地域としての活用・利用ということも考えていただくですとかと考えておりますので、そういう両面からの学習をすることによって、人格形成期にあっての三瓶自然館で申しますと三瓶の自然、或いはアクアスで申しますと、石見海浜公園も合わせたところの自然学習、或いは動植物との触れ合いといったことの体験を出来るだけ多くもってほしいな、というふうに思っています。

 


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