浅野議員(自民)
(問)養護学校の分校、分教室の設置について
1.高等部の増加数と寮生の現状について伺う。
(答)教育長
1.松江養護学校(平成十九年度)
・高等部生徒数の状況
平成元年度(開設)十九名(一年生のみ)
平成三年度(完成年度)五十五名
平成十九年度百二十一名(対前年二十三名増)
2.安来市の在校生の保護者、安来市教育委員会から前広瀬中学校に分教室設置の要望があったが、その内容を伺う。
(答)教育長
2.安来市の保護者の要望
・松江市までの通学が遠く不便なため、旧広瀬中学校施設を活用して松江養護学校の安来分校を設置してほしい。
※特別支援学校に在籍する安来市の生徒(知的障害)
・松江養護小一名、中四名、高二十二名
・県外中三名、高四名
※旧広瀬中学校校舎は平成十四年度に安来市教育委員会が実施した耐震診断の結果、耐震補強が必要。
※特別支援学校小・中学部の分校については、いわゆる「標準法」において教員定数上の措置があるが、高等部の分校については、教員定数上の措置はない。
3.出雲養護学校高等部の現状と最近の増加数を伺う。
(答)教育長
3.出雲養護学校(平成十九年度)
・高等部生徒数の状況
昭和五十九年度(開設)十一名(一年生のみ)
昭和六十一年度(完成時)三十五名
平成十九年度百十四名(対前年二十四名増)
4.大田二中出雲養護学校の分教室が設置されたが、現状を伺う。
(答)教育長
4.大田分教室
・生徒数
平成十九年度小学部一名、中学部九名
・教員数七名、非常勤一名
※特別支援学校に在籍する大田市の生徒高十五名
5.邇摩高校に出雲養護高等部の邇摩分教室を検討すべきと思うが、所見を伺う。
(答)教育長
5.邇摩高校の現校舎(昭和五十四年竣工)は五学級規模。
・平成十九年度から一学年三学級とした。
邇摩高校は総合学科で環境、福祉、生活・文化、ビジネスなど、多様な学習内容となっている。
6.県教委は検討委員会を設置すべきと思うが、所見を伺う。
(答)教育長
6.生徒数が増加する中で、高等部の分教室については、(1)今後の高等部生徒数の見込はどうか、(2)生徒の社会的自立のためにどのような教育を行うのがよいか、(3)そのための施設や教員配置はどうあるべきか、それらが十分に可能か、などを検討する必要があります。
また、本年四月から制度が変わり、特別支援学校となったこともあり、高等部のあり方を含め、通学の便、教育効果についても検討して
いきたい。
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