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多久和議員(自民)

 

(問)教職員のインターネットについて

1.教職員がインターネットの功罪両面についての認識を深め、教育課程に活かす必要があると思うが、所感を伺う。

 

(答)教育長

1.教職員のインターネットの功罪両面についての認識と教育課程に活かした教育についてであります。

 情報化の進展により、インターネットを使って誰でも簡単に情報を入手することができるようになり、情報交換やビジネスでの活用、商品の購入など、その利便性は非常に高いものがあります。

 その反面、インターネット上には様々な違法・有害情報を提供しているものもあり、子どもが利用することによって被害者になったり、いじめの原因となる書き込みをして加害者になる可能性もあります。そうした「陰」の部分について、教職員が充分に認識することが重要であります。

 こうした点について、教職員の認識を深めるための研修としましては、情報教育に関する能力開発研修や、生徒指導主任・主事研修において、子どもが被害者になる例、また加害者となる例などを具体的に取り上げております。

 また、管理職研修では、学校全体で情報を正しく活用する力を育成するための指針を作成するよう指導しているところです。さらに本年度は他部局との連携として、情報政策課と協力し「安全・安心インターネット教室」も開催いたしました。

 教育課程への位置付けにつきましては、小学校ではコンピュータ等に慣れ親しむことを目的として総合的な学習の時間等で、中学校・高等学校では、学習指導要領に基づき、関連する各教科等で情報を正しく活用することについて指導を行っております。

 インターネットの利用については、教育の観点から見ると興味を持ったことを調べる学習には効果がありますが、反面、知育・徳育・体育・養情の面ではいろいろな問題もありますので、インターネットの功罪を明確にし、冷静に評価した上で指導していくことが重要であると考えております。

 

 

 


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