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DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

 DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者やパートナーなど親密な関係にある人から振るわれる暴力のことです。

 配偶者等から繰り返される暴力は、被害者の心身を大きく傷つけ、大けがを被ったり、不安や抑うつなど精神面への長期にわたる悪影響を及ぼしたりします。

 とかく暴力というと殴る・蹴るといった身体的暴力に限定して考えがちですが、精神的暴力や性的暴力などもあります。形を変えて様々な場面で、場合によっては複合的に現れます。いずれも被害者の心身を深く傷つける、許されない行為です。

 また、DVは、子どもへも深刻な影響を与えます。DV家庭で育つことは、子どもにとって心理的な虐待です。こうした家庭で育った子どもは、人間関係をうまく築けず「暴力の世代間連鎖」を生む可能性もあるといわれています。

 

 DVは、小さな事が引き金になって起こります。また、加害者の行動サイクルには、「暴力の爆発期」「ハネムーン期」「緊張の蓄積期」の3段階のサイクルがあり、このことが、DVが表面化しにくく長期化しやすいことと密接に関係があります。行動サイクルの現れ方も加害者のタイプも実に様々です。

 

 これまで、DVは家庭内の問題なので相談することが恥ずかしい、と被害者自身が周囲への体面を気にしたり、また周囲も、単なる夫婦げんか、個人的な問題として見過ごしてきました。しかし、暴力の事実を第三者へ知ってもらうのはとても大切なことです。DVは、誰もが他人事としてではなく、自分の身近な問題として認識し社会全体で解決すべき問題です。

 

「配偶者からの暴力防止にかかわる関連法案・制度の概要」(内閣府男女共同参画局)(外部サイト)

「配偶者からの暴力被害者支援情報」(内閣府男女共同参画局)(外部サイト)

 


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