県では、県内の防災関係機関による効率的・実効的な地震防災対策を推進するため、「地震被害軽減の目標（減災目標等）の策定」及び「島根県地域防災計画」の基礎資料とすることを目的に、島根県地震被害想定調査を平成２２年１１月から平成２４年６月にかけて実施し、地震防災対策を推進してまいりました。

　この調査以降、国土交通省では平成２５年１月に日本海における最大クラスの津波断層モデルの設定等を目的とした「日本海における大規模地震に関する調査検討会（共同事務局：内閣府、文部科学省）」を設置し、平成２６年９月に報告書をとりまとめました。

　これを受け、県では地域特性を踏まえた地震津波浸水の想定並びに被害の想定を検討するため、平成２７年９月「島根県地震津波防災対策検討委員会」を設置し、平成２９年３月には「最大クラスの津波」に対して総合的防災対策を構築する際の基礎となる津波浸水想定を設定しました。

　このたびは、この津波浸水想定で対象とした海域の地震による津波及び地震動をもちいて、島根県地震被害想定調査報告書（平成２４年６月）の見直しを行いました。

　今後、この調査結果に基づき、防災に係る各種計画を改正し、県民の皆様が安心･安全を実感できるよう全力で取り組んでまいります。

■島根県地震・津波被害想定調査報告書（平成３０年３月）

■島根県地震・津波被害想定調査報告書（概要版）平成３０年３月

■島根県津波浸水想定図（平成29年3月）（関連サイト）

〔地震被害想定関係〕

　都道府県別地震被害想定概要集（外部サイト）（内閣府防災情報のページ）

　■各都道府県における地震被害想定調査結果（概要）

〔東日本大震災関係〕

　東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会（外部サイト）

　■東北地方太平洋沖地震による地震・津波の発生、被害の状況について分析し、今後の対策を検討