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学校教育で身につけてほしいこと

問10 あなたは、子どもが学校教育でどのようなことを身につけてほしいと思いますか。特に身につけてほしいと思うことを3つまであげてください。(○は3つまで)

 

グラフ(学校教育で身につけてほしいこと)

 

 子どもが学校教育で身につけてほしいことについては、「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力(65.2%)」が最も高くなっており、次いで「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性(57.7%)」、「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能(55.7%)」となっている。5割以上の人があげられたものはこれら3つであった。

 一方、「上級学校へ進学するために必要な力(5.7%)」、「絵画や音楽などに親しみ、美しいものなどに感動できる情操(4.0%)」は、1割に満たない。

 

【地域別】

 順位の差はあるものの、すべての地区で「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」、「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性」、「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能」が上位となっている。

 「ふるさとを愛する心、自然環境や社会環境についての基礎的な知識」は、全体が2割程度であるのに対し隠岐地区(8.8%)は1割に満たない。また、隠岐地区では「たくましく生きるための健康や体力(8.8%)」についてもほかと比べ低くなっている。

 

【市郡別】

 順位の差はあるものの、市、郡部いずれも「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」、「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性」、「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能」が上位となっている。

 「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能」は、郡部(64.7%)がその他の市(54.4%)を10.3ポイント上回っている。

 

【過疎地別】

 過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

 男女ともに「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」が最も高くなっており、次いで「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性」、「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能」が高くなっている。

 男女で差がみられるものは、「生涯にわたって自分で学んでいけるための学び方や学ぶ意欲」で、女性(33.7%)が男性(25.7%)を8.0ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

 順位の差はあるものの、男女すべての年齢層で「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」、「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性」、「読み、書き、計算など日常生活に必要な基礎的・基本的な知識や技能」が高くなっている。

 年齢別で差がみられるものは、「たくましく生きるための健康や体力」で、ほとんどの年齢層で2割前後となっているものの、女性40歳代(8.4%)、男性50歳代(12.8%)で低くなっている。

 

【職業別】

 すべての職業で「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」が最も高い割合となっている。

 「生涯にわたって自分で学んでいけるための学び方や学ぶ意欲」は、ほかの職業が2割前後〜3割台であるのに比べ、学生(64.7%)が6割強と高くなっている。

 

【ライフステージ別】

 ほとんどのライフステージで、「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力」が最も高い割合となっている。高齢期I(78.3%)、家族形成期(76.1%)で8割弱と高く、家族成長後期(55.4%)で5割強とやや低くなっている。高齢期IIでは、「自らを律し、他を思いやる心や感動する心など豊かな人間性(65.1%)」が、「人と仲良くつきあえるなど、社会生活を営む上で必要な態度や能力(61.5%)」を上回っているものの、全体的に割合に大差はみられない。 

 

 


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