４月１日に民間業者に売却された松江イングリッシュガーデンがリニューアル休園になる前日に行ってみた。工事前とは言え買い取った業者がしばらく手入れをしてなかったようで、花もない変わり果てた姿に愕然とした。

　年間9000万円の維持費に耐えられなくなって松江市が手放した経緯からも、民間業者がこの庭園をこれまでのように維持するとは到底思えない。

　松江市は売却に当たって庭園の維持または撤去、市民の入園の可否、有料化など、どういう条件を付けたのか詳細が知りたい。

＜松江市からの回答＞

　このたびは、松江イングリッシュガーデンに関するご意見をいただきましてありがとうございました。

　松江イングリッシュガーデンにつきましては、本年4月の売却に伴い民間事業者が運営を行っております。現在は、10月のリニューアルオープンに向けての工事のため、休園中と伺っております。

　売却に当たりましては、募集要項上でイングリッシュガーデン（庭園部分）の向こう10年間の継続を条件の上、庭園や親水空間の利活用をポイントとして選定しました。売却後はリニューアルオープンに向け順次工事に入られる予定でしたが、4月下旬から6月中旬がバラの見頃であったことから、急遽開園されたと伺っております。そのため庭園管理が細部まで行き届かず、ご満足のいただける状態でなかったと考えられます。

　リニューアルオープン後は、市民の皆様に入園していただくことができますが、入園方法や入園料について条件を付していないため有料化される場合も考えられます。松江市としましても、松江イングリッシュガーデンを松江の重要な観光施設と捉えていますので、頂戴しましたご意見は民間事業者に伝えさせていただきたいと考えております。

　今後ともお気付きの点がありましたら、ご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。

【観光施設課施設係TEL：0852-55-5699】

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