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若興人(わこうど)しまね建設産業イメージアップ女子会(松江市)

若い力を結集し、ふるさとの未来を切り拓く若者たちを紹介します

建設業を、島根でやりたい職業ナンバーワンにしたい

活動について話し合うしまね建設業イメージアップ女子会のメンバー=キッチンスタジオ等(ナド)の写真
活動について話し合うしまね建設産業イメージアップ女子会のメンバー=キッチンスタジオ等(ナド)

 

 

「きつい、汚い、危険の3K職場」「体力勝負の男の世界」・・・そんなイメージが根強い建設業が今、変わりつつある。女性の目線で魅力を発信し、建設業のイメージを変えようとしているのが「しまね建設産業イメージアップ女子会」だ。

 

同会は平成26年に県内の建築、土木、設計関係の企業に勤務する20〜30代の女性を中心に16人発足した。

「女性を輝かせる建設業の魅力をもっと多くの人に伝えたい」。そんな想いをかたちにしたのが「建設産業イメージアップカレンダー」だ。業界紙を発行する建設興業タイムス社(松江市)と共同で平成27年版から制作を始めた。カレンダーでは、県内の建設現場で活躍する女性が仕事に励む姿と、子育てや趣味などのプライベートを楽しむ姿を写真で紹介。同会がモデルの選定から写真撮影の同行、デザイン考案に関わり作り上げた。カレンダーは市販したほか、進路選択の参考にしてもらおうと平成27年版から県内の全中学校に配布。平成28年版は、県内の全公民館にも配布した。

今年1月には、小冊子「しまね建設女子図鑑」を発行。カレンダーのモデルとなった女性の建設業で働くきっかけや、仕事のやりがい、魅力をインタビュー形式で紹介した。

女性同士のつながりづくりにも注力する。メンバーが定期的に集まり、職場環境の改善策や魅力発信のアイデアを出し合う。また、メンバー以外の建設業に従事する女性も集めた交流会を主催し、アロママッサージ教室やカップケーキづくりなど楽しみながらつながっている。

東日本大震災の復興に加え、東京五輪のインフラ整備で建設需要はますます高まる。国交省と業界団体は、現在約10万人いる女性の技術者や技能者を、平成31年に約20万人に倍増させる計画だ。しなやかでたくましい島根の“ドボジョ”(土木系女子)の力にますます注目が集まっている。

「建設産業イメージアップカレンダー」(上)と「しまね建設女子図鑑」の写真
「建設産業イメージアップカレンダー」(上)と「しまね建設女子図鑑」

 

 

松江市の地図

 

 

 

交流会でアロママッサージを楽しむ参加者=平成27年6月の写真
交流会でアロママッサージを楽しむ参加者=平成27年6月

 

 

 

中学生に「建設産業イメージアップカレンダー」を寄贈する川井香織会長(右)=平成27年12月の写真
中学生に「建設産業イメージアップカレンダー」を寄贈する川井香織会長(右)=平成27年12月

 

VOICE


会長川井香織さんの写真
しまね建設産業イメージアップ女子会
会長:川井香織(かわいかおり)さん

女性が働きやすい職場は、男性にとっても働きやすい職場。自分たちの活動が必要とされなくなるくらい、女性が建設業で働くことが当たり前の社会を目指して活動を続けたい。

 

 

しまね建設産業イメージアップ女子会の写真

 


●問い合わせ先
しまね建設産業イメージアップ女子会
電子メールアドレス/iujyoshikai@gmail.com

  • カレンダーの問い合わせは建設興業タイムス社(TEL:0852・21・9047)


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp