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農地中間管理事業

農地の貸し借り、お任せください!


農地の集積を進め、農業の効率化を図る「農地中間管理事業」が今年度からスタートしました。
同事業を活用して県内農業の生産力や競争力の強化につなげます。


農地の貸し借りが効率的に!

 

 

事業の仕組み

 

 

 

農地中間管理事業とは、農地の貸し借りを仲介する機関「農地中間管理機構」が、農地を貸したい人から借り入れて借りたい人にまとめて貸し出す制度です。

 

県内では「しまね農業振興公社」が農地中間管理機構の役割を担います。
公的機関が仲介することで、安心して農地を貸し借りできます。

新たに農業を始めてみようという個人や企業、地域内で農業経営の規模を拡大したい人も、この事業により大規模な農地を効率的に借りることができます。

 

まずは地域で話し合おう!

 

 

同事業を活用するために、まずは地域の皆さんで、地域の農業や農地をどうするかという将来に向けた話し合いをしましょう。
地域で農地を集約し、機構に貸し出すことで、新たな担い手に使いやすい形で農地を利用してもらうことができます。

 

 

 

地域での話合いが基本

 

出雲市斐川町地域の取り組み

 

 

農地中間管理事業に先駆けて、出雲市斐川町地域では平成15年度から、農地の貸し借りを公的機関が仲介する仕組みを推進しています。

 

斐川町農業公社が仲介役を担い、地図システムを使って地図上に農地の利用者を色分けして、より効率的に農地を集めたり入れ替えを行います。

担い手農家へ集まった同地域の農地は平成16年度の1163ヘクタールから、平成25年度には1580ヘクタールに拡大し
実績を上げています。

農地中間管理事業を活用した農地の貸し借りも進めています。
同地域の南地区では、27戸の農家が農地をしまね農業振興公社に貸し出し、地区で新設した集落営農法人「ファーム南」がまとめて借り受ける予定です。
法人化により、農機の個人所有がなくなり、農地が集まったことで、効率的な農業ができます。
同法人の勝部和美(かつべかずみ)組合長は「当面はコメが主だが、他の作物にも挑戦して多角的に農地を活用したい」と構想を膨らませています。

 

 

農地の利用について話し合うファーム南の組合員の写真
農地の利用について話し合うファーム南の組合員

 

 

 


 

問い合わせ先
農業経営課TEL0852・22・6417
(公財)しまね農業振興公社TEL0852・20・2870


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp