１１月２２日（火）、旭小学校緑の少年団の皆さんが、「みどりの奨励賞（国土緑化推進機構理事長賞）」の受賞報告に知事室を訪問されました。

　（写真：皆さんと）

　旭小学校緑の少年団(※)の皆さんは、全国で特に優れている６団体に贈られる「みどりの奨励賞（国土緑化推進機構理事長賞）」を受賞し、１０月に京都府で開催された「全国緑の少年団活動発表大会」と「第４０回全国育樹祭」で表彰されました。

※緑の少年団：次代を担う青少年が、森林等での学習活動、地域での奉仕活動、野外活動を通じ、自然や自らの地域社会を愛する心豊かな人間に育ってゆくことを目指した団体

　旭小学校は、旧旭町内の小学校５校（都川小、木田小、和田小、市木小、今市小）が統合して、今年４月に開校された小学校で、緑の少年団は、統合前の旧今市小学校の活動を引き継いでいます。

　旧今市小の校庭にあった地域のシンボル「市子桜」を旭小学校の校庭に移植したいと考えた児童が、樹木医さんと一緒に試行錯誤しながら苗木を育て、移植する活動「つなごう桜プロジェクト」が全国で高く評価されました。また、今市小以外の４校にあった桜も取り木などで新校内に受け継がれています。

　続いて行われた懇談では、三浦校長から「桜プロジェクトは、子どもたちが考えた、とてもいい発想。長年、小学校での花や野菜の栽培や地域の豊かな自然とふれあい、ふるさと教育を通じて、木を大切にすることが感覚的に身についていたからできた活動だと思う。」と話されました。

　知事は、「大変いいことをされていますね。新しい校舎で、木と皆さんが一緒に大きくなっていけますね。これからも木を大事にしてください。」と述べました。

　（写真：懇談の様子）