２０１５年１２月に５６歳で亡くなられた元県職員の徳永清志獣医師の母久子さん、叔父の佐藤孝男さんが知事室を訪問され、寄附金１，０００万円を知事に贈られました。

　（写真：懇談の様子）

　徳永さんは、大学生時代にコートジボワールに留学、大学卒業後アルジェリアに渡り、通訳として約２年間働かれた後、獣医師を志し、資格取得後、島根県に９３年に入庁されました。

　懇談では、久子さんから「小さいころから好きなことをしなさいと言って育ててきました。また、動物や音楽が好きでした。今、私としては悲しいが、本人にしてみれば、好きなことをやってきたのだと思う。遺産については本人にとって何が一番喜んでくれるかを考えて、獣医師確保に役立てばと思い、寄附することとしました。」と話されました。

　知事は、「獣医師の確保は、難しいので多額の寄附金をいただき、大変ありがたい。有効に活用したい。」と述べました。

　（写真：贈呈の様子）