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5月14日、出雲市大社町で鵜鷺(うさぎ)地区の皆さんと懇談

町並み視察の様子

 5月14日(金)、出雲市大社町鵜鷺(うさぎ)地区を訪れました。鵜鷺というのは、鵜峠(うど)地区と鷺浦(さぎうら)地区を合わせた地域名です。ここでは、「鵜鷺げんきな会(外部サイト)」の皆さんが、空き家を改修してしまね田舎ツーリズムの宿を開設、その管理運営や、磯遊び、海水からの塩作りなどの体験メニューの企画運営を中心に、地域の活性化に取り組んでいらっしゃいます。

 当日は、最初に鷺浦地区を視察しました。北前船の寄港地として栄えた昔の雰囲気がそのまま残る落ち着いた町です。立派な蔵や鏝絵(こてえ)のある民家などを見せていただきました。

 

(写真:視察の様子)

 

懇談の様子

 続いて、鵜鷺げんきな会の皆さんから、同会が運営する宿泊施設の1つである「岩見屋」で取り組みの様子をお聞きしました。

 「この岩見屋は、1組で2階建ての家を1軒まるごと借りることができます。宿泊料金は1泊目が4人まで6000円(最大6名まで宿泊可)、2泊目以降は1人につき1000円で、長期滞在しても安値です。また、住民ができるだけお客さんと会話するように心がけています。そのことが喜んでもらえたのか、再び泊まりに来てくれる方もありました。」というお話がありました。また、島根半島の他の地域と連携した「42浦ウォーキング」の実施や魚の加工品販売など、これから取り組んでいこうとされていることを語っていただきました。

 

(写真:懇談の様子)

 

みなさんと

 知事は、「このように町全体で昔の雰囲気が残っているところは、島根県内ではそう多くありません。土蔵や石州瓦の家並みも調和がとれています。また、豊かな自然の中で子どもに様々な経験をさせたいという親のニーズも高まっています。この地域を訪れたいという人はきっといます。これからも頑張ってください」と激励し、今後の地域の活性化に期待を寄せました。

 

(写真:参加者の皆さんと)


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