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『「竹島問題に関する調査研究」最終報告書』資料編収録史料の補訂について

 

 『「竹島問題に関する調査研究」最終報告書』資料編に収録の『因幡志』(鳥取藩政資料※冊子の最終報告書では本編付録CDの「資料編」に収録)は、鳥取藩の旧藩士西橋景貢が旧藩主池田家の要請により、明治26(1893)年に作成した写本です。

 このたび、鳥取県立博物館から、いっそう年代の古い岡嶋正義による『因幡志』の写本の画像の提供を受けたので、先の史料の追加として公開します。

 西橋の写本では「欝陵島(日本ニテ是ヲ竹嶋ト称ス)于山嶋(日本ニテ松嶋ト呼)是ナリ」とありますが、岡嶋による写本では、「于山」ではなく「子山」となっています。なお、国立国会図書館所蔵の写本(阿倍惟親『因幡志』請求番号241−48)の巻三十一筆記之部六、国立公文書館所蔵の写本二種類(安陪恭庵『因幡志』請求番号175−0105及び175−0109)でも子山となっています。

 

 同じく最終報告書資料編収録の『竹島考上巻』は、掲載した画像の元になったスキャニングデータに欠落があったため、改めて全体のデジタル画像(カラー)を鳥取県立博物館から送ってもらいました。こちらも併せて掲載します。

 

(竹島問題研究会事務局)

 

鳥取県立博物館所蔵史料

岡嶋家資料『因幡志』

 

『因幡志』(資料画像)(PDF1MB)

 

 

岡嶋家資料『竹島考』上巻


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