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HIV検査

 保健所では、エイズ相談・検査事業で検査を希望された相談者に対して、迅速診断キットを用いて即日検査を実施しています。しかし、この迅速診断キットでは100人に1名程度の割合で、感染していないのに陽性(感染している)という結果がでることがあります。このため、即日検査で陽性の結果が出た場合は、当所で更に詳しい検査を行います。

 検査法は、追加検査としてゼラチン粒子凝集法(PA法)及び抗原抗体同時検査を行い、判定保留および陽性となったものについてウエスタンブロット法(WB法)で確認検査を行います。
これらの抗体検査は、感度や特異性に優れた検査法ですが、実際にHIVに感染してから検査で検出される抗体ができるまでの基幹に検査された場合は、感染していても陰性や判定保留になる可能性があります。

 一般に感染して抗体が検出されるようになるまでに約4週間かかるといわれていますので、1箇月後の検査で陽性となれば感染していると考えられています。陰性であっても、抗体の出現時期には個人差もありますので、きちんと陰性を確認するためには、HIV感染を疑われる時から3箇月以上経った時点でもう一度検査を受けることをお勧めします。
保健所でのエイズ相談・検査の受付日は保健所によって異なりますので、最寄りの保健所に問い合わせてください。(検査は無料です。)

 

■島根県におけるHIV抗体検査の流れ

HIV検査の流れ

 

 

※HIV検査についてもっと詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。

 HIV調査相談マップ(外部サイト)

 HIV検査・相談に関する施設の検索、検査イベント情報、HIVに関する情報等が掲載されています。

 


お問い合わせ先

保健環境科学研究所

〒690-0122 島根県松江市西浜佐陀町582-1
tel:0852-36-8181
fax:0852-36-8171
hokanken@pref.shimane.lg.jp